雨天の熱戦 9ersが接戦制す - 社会人軟式野球リーグ「大和リーグ」最終日
奈良市のチームでつくる社会人の軟式野球リーグ「大和リーグ」の最終日1試合が13日、同市都祁馬場の市立都祁生涯スポーツセンターで行われ、雨の中で熱戦を繰り広げた。
同リーグは30年以上の歴史があり、各チームはさまざまな野球経験の社会人が所属。最盛期は十数チームが所属していたが、現在は6チーム。3~11月に前後期に分けてリーグ戦を開く。今季は1チームが活動を休止し、5チームがそれぞれ前後期計8試合を戦う日程になっている。
この日は雨中でも選手は闘志満々。好打、好プレーにグラウンド内やベンチから称賛の声が上がり、和気あいあいとした雰囲気の中で各選手は試合を楽しんだ。
同リーグ代表の小林秀規さん(63)は「楽しむことを第一にしているリーグ。野球を通じてチーム同士の交流、普段会えない人とのコミュニケーションの充実も図れている」と話す。
試合は、9ersが14―10で三和ベアーズを振り切った。予定されていたもう1試合は、雨のため中止となった。
11月18日付奈良新聞に掲載