不登校支援冊子「不登校の理解と対応ガイドブック=保護者編=第3版」発行

子ども・若者支援専門職研究所(代表・生田周二奈良教育大学名誉教授)はこのほど、「不登校の理解と対応ガイドブック=保護者編=第3版」を発行しました。
奈良県内の不登校・ひきこもりの当事者やその家族に向けた、不登校・ひきこもりへの理解や支援・サポートの在り方を分かりやすく解説している冊子です。
同研究所では、奈良教育大学内で不登校支援事業として「居場所ねいらく」を設置。奈良県内および近隣府県に住む不登校などの小中学生を対象に居場所支援を行っています。
その取り組みの中での相談事例や活動対応、研修会などの実施内容を踏まえ、同書では、不登校が始まるシグナルや子どものエネルギー曲線と支援の見通し、家庭での対応、学校との関係のほか、発達障害や子どもの精神疾患などについて、詳しく掲載しています。
また今回の第3版では、「不登校当事者の進学体験談」を新たに追加。不登校を経験した子ども達が自らの進路をどのように選択し、受験勉強に取り組んできたのか、また実際の高校生活はどのように過ごしているかなどの体験談を紹介しています。
同研究所研究部員でカウンセラーの櫻井恵子さんは「中学生で不登校になった生徒は、高校進学でとても悩み、保護者もとても焦ります。体験談が多くの人の参考になればと思います」と話してくれました。
冊子は無料。返信用封筒(角5型限定)に250円切手を貼り、住所名前を記入の上、封書にて同研究所へ申し込みができます。
子ども・若者支援専門職養成研究所
〒630-8525奈良市高畑町
同研究所HPよりダウンロードも可能
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