【動画あり】1字ずつ精神統一 選手が長谷寺で写経 - 奈良クラブ

奈良を拠点とする日本フットボールリーグ(JFL)所属のサッカーチーム「奈良クラブ」の選手が16日、奈良県桜井市初瀬の長谷寺を公式参拝した。選手らは写経を行い、後期リーグでの活躍を祈願した。
金子昌広さん(31)、金子雄祐さん(29)、金子優希さん(26)の3選手とスタッフ、サポーターの計16人が参加。観音さまと一心同体になるというお経「観音経」を一字一字思いを込めて写経し、精神統一して心を清めた。
同寺の登廊で開催中の「風鈴回廊」も見学。事前にクラブメンバーが奉納した特製短冊もつるされており、選手らは自分の書いた短冊を見つけ、涼やかな風鈴の音色を楽しんだ。登廊には現在1200個の風鈴がつるされており、参拝者に涼を届けている。短冊の奉納は一枚500円で8月末日まで受付中。
最後に、吉田敬岳法務執事が導師を務め、本尊十一面観世音菩薩立像の前でチームの活躍を願う法要が営まれた。
金子昌広さんは「写経は初めて。いつもと違う集中力を体験できて新鮮だった。クラブの昇格と家内安全を願いました」と話した。