社会
あす事件から1カ月 「準備期間の確保を」荻田・自民奈良県連幹事長、党本部に訴え - 安倍元首相銃撃

安倍晋三元首相が奈良市で遊説中に銃撃され、死亡した事件からあす8日で1カ月-。事件当時、安倍氏のすぐ後ろで演説を聞いていた自民党奈良県連の荻田義雄幹事長は「自民党にとって大事な人を失った。悲しくて言葉が見つからない」と、いまだに癒えぬ悲しみを口にする。問題視されている事件当時の警備態勢について、「二度とあってはならないこと。街頭演説の受け入れは性急に決めてはならない。熟慮が必要。せめて中一日の準備期間を取れるよう計画するなど応援弁士の派遣のあり方を考えるべき」と党本部に訴えている。