大和高田クラブ・山本竜 好投も、重い1点 - 都市対抗野球近畿地区第2次予選の第4代表決定トーナメント

前日、延長11回に及んだ神戸ビルダーズとの激戦を5―4のサヨナラで制した大和高田クラブだったが、この日の日本新薬戦では攻撃を2安打に封じられ、0―1で敗れた。
序盤から両チームの投手が隙の無い投球で相手打線を封じる展開となったが、七回に大和高田クラブは好投を続けていた山本竜也がライト前へ二塁打を打たれ、送りバントと犠飛で1点を失った。ほころびを突かれた形のその1点が重く、最後まで追い付くことができなかった。
「山本竜也は良く投げた。公式戦ではあまりなかった(捕手の)深尾との組み合わせも良かったのか、変化球をうまく散りばめながら、随所でストレートで勝負できた。バッテリーが頑張ってくれた」と佐々木恭介監督。攻撃面については「まったく打てずだった。今年は企業チームとよく戦えているが、今日は反撃の突破口すらつくれなかった。それだけ小松投手の投球が素晴らしかった」と、悔しげに相手投手をたたえた。