音羽山観音寺 後藤住職の花だより - 金魚と花編 2022年晩春
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音羽山観音寺の本堂の右手に小さな池があります。山の水が常に注ぎ込まれる池に赤い金魚が何匹も確認できました。水が少し温かいのか動きが活発です。庭はもちろん池の周りも、遅めの花の季節がやってきました。
優雅に泳ぐ金魚と周辺の花たち
住職が本堂で販売品を並べています。
「お守りを作っても作っても(売れて)なくなっちゃう」
在庫確認する住職
住職は依頼があったお守りを郵送するため、在庫を確認していました。火曜日が閉門と決めたことで集中してお守りづくりができるようになりました。それでも毎日参拝者が訪れるため在庫がなくなっていきます。
参拝者が途切れた時、手を休めているときに話しかけました。
「金魚が大きいですね」という記者の問いに「錦鯉のエサを与えてるからね。金魚も『すごいエサもらってる』と思ってがんばっているんじゃない?」
金魚用のエサは小さい粒です。金魚の大きさは約20cm。錦鯉のエサでも十分な大きさです。
またその池の近く、山からの水が地面を伝って森の中に消える場所があります。そこにはワサビの花が咲いていました。
白く小さなワサビの花
クリンソウを探せ 暗号はイチョウの下
「クリンソウが咲いているのよ。大きい花と小さい花。場所はイチョウの下よ」と住職からのミッション。すぐに県天然記念物のお葉付イチョウまで行ってみました。ところがクリンソウの姿がありません。木の下の斜面はシャガの花だらけ。この時はクリンソウのピンク色が分からなかったのです。
斜面のさらなる下は音羽山の山頂に行く登山道。そこまで降りてみました。すると登山道の際に大きな花のクリンソウ群。5mほど離れてなぜか小さな花のクリンソウ群がありました。
小さなクリンソウと大きなクリンソウ
大きな方は山からの水が森からあふれているところにありました。池近くから森に消えた水でしょうか。
「イチョウの下はオサムのトイレの場所なのよ。栄養がいいのかなぁ」と住職が笑いながら話します。
音羽山観音寺
山の中にある尼寺。桜井市南音羽
JR・近鉄桜井駅下車、桜井市コミュニティバス談山神社行、下居下車、約2km
火曜日閉門。17日の御縁日が火曜日の時は開門、翌日閉門。