「生の声」議員へ 奈良市内3大学の34人参加 奈良市会が3年ぶり対面で報告会

奈良市議会(土田敏朗議長)は20日夜、市役所で第9回議会報告会を開いた。一昨年、昨年は新型コロナウイルス対策のため市会ホームページ上での報告となっており、対面による開催は3年ぶり。成人年齢が18歳に引き下げられたことを受け、今回初めて18歳を含む奈良大学、帝塚山大学、奈良佐保短期大学の市内3大学の学生計34人が出席。リモート参加もあり、学生らが抱くまちづくりへの期待や新型コロナへの不安など「生の声」に議員らが耳を傾けた。
開催に当たり、土田議長は「(新成人らが)政治に関心を持ち、自ら政治に参加してほしいとの思いで若い世代の皆さんを対象に開いた。これを機に地方政治や市政への関心を高めてほしい」とあいさつ。