社会
だれでも応募可
石山切 貫之集下 伝藤原定信筆 ひぐらし帖収載 平安時代 12世紀 MIHO MUSEUM蔵 ※会期中展示替えあり
滋賀県甲賀市の「MIHO MUSEUM(ミホミュージアム)」が、15日~6月8日に開催する春季特別展「うつくしきかな―平安の美と王朝文化へのあこがれ―」の招待券を本紙読者10組20人に。
同館所蔵の古筆の名帖「ひぐらし帖」を同館で初公開する。ひぐらし帖は、元は名筆の断簡を集めて冊子にし、書道の手本や書の鑑定に使用した「手鑑」としてつくられたもので、その後、昭和の実業家・菅原通済により軸装され、古筆切の最高峰ともうたわれる「高野切」や料紙に金銀泥で花鳥文や草花文を描いた「栂尾切」など名だたる能筆が31幅収載されている。
同展では、このひぐらし帖をはじめとする平安の名筆と、王朝文化へのあこがれが込められた蒔絵や屏風、歌仙絵などの作品を展示する。同館、電話0748(82)3411。
※2025年3月6日付・奈良新聞に掲載
※個人情報はプレゼント応募のみに利用します。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。