チームスローガンの「一心」体現、あの子たちを誇りに思う 春高バレー 奈良文化・中山健監督の話
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惜しくも敗れた奈良文化。中山健監督は「サーブレシーブが安定せず、チームの特徴である速い攻撃に持っていけなかった」。第1セット後半には修正し、追い上げるも逃げ切られた。
第2セットはリードする中、ブロックを中心にチームを支えていた津田聖佳が負傷のため離脱。1年生の木下永留紗が入り、懸命に声を出しながらチームを盛り上げたが、勢いに乗った八女学院が畳みかけジュースに。相手のマッチポイントで取ったタイムアウトで、「気持ちで引いたらあかん」「つなぐで」とキャプテン奥出望未を中心に声を掛け合い、気持ちを奮い立たせた。直後、得意の高速ライト平行で追い付くも、連続ポイントを奪われ、涙をのんだ。