奈良文化8強逃す 春高バレー、八女学院に惜敗
バレーボールの第74回全日本高校選手権大会「春高バレー」第3日は7日、東京体育館で3回戦などがあり、女子の県勢・奈良文化は八女学院(福岡)に2―0で敗れ、昨年と同位のベスト16に終わった。
奈良文化は第1セット、相手の高いブロックなどに苦しみ、追う展開に。中盤には拾ってつなぎ、追い上げたが逆転でなかった。第2セットはポイントを先取、中盤は連続ポイントを決めるなどリードした。しかし、終盤に主力選手が負傷で交代を余儀なくされる不運も重なり、先にセットカウントを握るも、何度も追いつかれる相手の執拗(しつよう)な攻撃に力尽きた。
八女学院はスパイクをよく拾ったほか、得意のブロックでもポイントを重ねた。