教育

奈良西養護学校で進む農福連携

関連ワード:

 知的障害のある児童生徒が学ぶ県立奈良西養護学校(奈良市帝塚山西2丁目、前川裕道校長)で、地域に根ざした農福連携の取り組みが進んでいる。農作物の生育を日々、実感できる農業は達成感が得やすく、多様な農作業の中から一人一人の適性に合った仕事を見つけられるなど、知的障害のある人の就労に適した要素が多いと言われる。全国には、担い手不足に悩む農業と障害者雇用が結びつき、成果を上げた例もある。農福連携は、まずは学校と地域の連携から。子どもたちの可能性を広げる同校の取り組みを取材した。

 

共に低カリウム大和まなの栽培に取り組む特別支援学校生(手前)と近畿大学農学部の学生

 

 

 

 低カリウム大和まなを栽培

 

 近鉄富雄駅からバスで約10分。閑静な住宅街の高台にある同校は、かつて県立富雄高校として使われていた校舎を一部改築して、平成20年に特別支援学校として開校した。

この記事の残り文字数:3,238文字
(写真7枚 あり)

この記事は教育ジャンルの有料記事です。

地元奈良を知るにはやっぱり奈良新聞デジタル!

有料プラン特典(詳しくは購読案内へ)

  • 月額550円から有料記事が読める
  • 初月無料・いつでも解約可能
  • 広告がなくなり快適閲覧(一部除く)
  • 国内・国際ニュースも読み放題
  • 有料会員向けのプレゼント応募が可能
  • 上位プランで紙面宅配や紙面ビューアも

こちらの記事も読まれています

特集記事

人気記事

  • 奈良県の名産・特産品・ご当地グルメのお取り寄せ・通販・贈答は47CLUB
  • 出版情報 出版物のご購入はこちらから
  • 特選ホームページガイド