アプリやエコ素材紹介 奈良で食品ロス削減推進フォーラム

県主催の食品ロス削減推進フォーラムがこのほど、奈良市登大路町の奈良公園バスターミナルのレクチャーホールで開かれた。自宅の食品ロスの量を把握するためのツールを紹介したほか、県内の取り組み事例も発表。新型コロナ対策で定員を絞った県民60人らが聴講した。
食品ロス問題や海洋プラスチック問題に取り組むNPO法人「ごみじゃぱん」の大橋博一事務局長が講演。「平成19年の調査で、食べられる食品の廃棄は全世界で年間約13億トン。貧困や飢餓、さらに環境問題、経済的損失などの面で食品ロス削減が強く求められる」と指摘した。