ひとに健康を、まちに元気を。 - 明治安田生命 奈良支社の取り組み
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「ひとに一番やさしい生命保険会社」をめざして
明治安田生命は、人々の「健康づくり」と豊かな「まちづくり」、持続可能な社会の実現に向けて、「みんなの健活プロジェクト」と「地元の元気プロジェクト」を展開している。
「みんなの健活プロジェクト」は、加入者や地域住民の健康づくりを継続的に応援する取り組みとして、毎年の健康診断の結果に応じてメリットがある保険商品や、Jリーグと連携した参加しやすい運動機会、同社の営業担当者(MYライフプランアドバイザー)による健康サポートなどを提供している。
「地元の元気プロジェクト」は、社会的孤立ゼロをめざして、自治体や地域の団体の方と一緒に、公民館や道の駅などで地域活動に参加する機会を届けるほか、健康で意欲的に働ける職場づくりに向けた地元企業の健康経営の後押しや、地元の方々と一緒になったスポーツの観戦・応援などにも力を入れている。
本特集では、地域に貢献する企業として取り組んでいる明治安田生命奈良支社を紹介する。
「道の駅」健活プロジェクト
健康増進へ情報提供
全国にある「道の駅」に対して、協賛金による支援、健康増進に関するノウハウ提供、健康測定会等の実施、地域の方々の健康に役立つ情報提供などに取り組んでいる。
★8月28日 大淀iセンター健康増進イベント
道の駅のイベントの活性化や地域住民の健康増進に役立ててもらおうと、道の駅「吉野路 大淀iセンター」に協賛金を贈呈した。イベントでは同社の従業員が血管年齢の測定などを行った。
道の駅「吉野路 大淀iセンター」で行われた贈呈式
★10月29日 大和路へぐり健康増進イベント
道の駅「大和路へぐり くまがしステーション」秋の収穫&フラワーフェスタに協賛金を贈呈。イベント会場に設置された同社の健康増進ブースには数多くの方が列を作っていた。
道の駅「大和路へぐり くまがしステーション」で行われた贈呈式
自治体との包括連携協定
地域社会との絆深める
明治安田生命が大切にしている「地域社会との絆」を深める活動の一環で、地域のニーズに迅速かつ適切に対応し地方創生の実現を図ることを目的に、自治体との包括連携協定の締結を進めている。
県内では橿原市(令和2年12月24日)、田原本町(令和3年2月26日)、大和郡山市(9月21日)、王寺町(9月22日)、大和高田市(10月27日)、奈良市(11月16日)の6つの自治体とそれぞれ協定を結び、今後も他の自治体や地元企業との締結が予定されている。
協定締結を通じて、健康関連イベントの開催や住民向けの情報提供・検診の促進、安心安全なまちづくり、観光PR、自治体施策への協力など、各地域の活性化への貢献をめざしており、今後も各自治体と一緒にさまざまな取り組みが行われる予定。
県内第1号の橿原市との締結式
11月16日、奈良市との締結式
地域スポーツ支援
奈良クラブに声援
明治安田生命ではJリーグとオフィシャルパートナー契約を結んでおり、「全員がサポーター」を合言葉に各地域のサッカーチームを応援している。
奈良支社では、奈良クラブのスポンサーとなり、従業員が観戦に足を運び応援しているほか、同クラブとの協働でサッカー教室やウォーキングイベント等を開催するなど、地域スポーツの振興を通じた地域の健康増進と活性化にも力を入れている。
また、11月28日には、元サッカー日本代表の本並健治さんや奈良クラブの選手と一緒にスタジアム周辺を歩く「Jリーグウォーキングin奈良」が、奈良市法蓮佐保山のロートフィールド奈良で開催される予定。
★10月2日 サッカー教室
ロートフィールド奈良で、奈良クラブの試合に合わせてサッカー教室を開き、小学生約50人が参加。講師は元日本代表でセレッソ大阪やガンバ大阪にも所属した加地亮さんと、奈良クラブの選手。参加者は、加地さんらから基本的な動作の講習を受けた後、練習に入り、最後は紅白戦で汗を流した。
ロートフィールド奈良で開催されたサッカー教室
★10月24日 マッチデー
第23回日本フットボールリーグ(JFL)第27節(奈良クラブ-FC大阪)が、明治安田生命マッチとしてロートフィールド奈良で行われ、同社従業員とその家族ら500人で応援にかけつけた。
ロートフィールド奈良で行われたマッチデー
(写真提供=奈良クラブ)
私の地元応援募金
コロナ対応に活用を
コロナ禍で支援を必要とする全国の自治体・医療機関等1018団体に対し、従業員募金と会社寄付をマッチングした「私の地元応援募金」として、総額約5億円、奈良県では10団体へ499万円の寄付を行った。
この寄付は、地域住民の健康増進、介護・認知症対策、子育て支援などの地域の課題解決への支援や新型コロナウイルス感染症拡大への対応、地域活性化に向けた支援に活用されている。
★10月4日 奈良県
新型コロナウイルス対策に役立ててもらおうと、同社と同社従業員から74万1000円を県に寄付、舟木豊知事公室長に目録を手渡した。
舟木公室長は「感染症対策の最前線で働く医療従事者らの応援に活用したい」と感謝した。
奈良県庁で行われた贈呈式
★9月17日 おてらおやつクラブ
寺のお供え物を生活困窮家庭に届けている認定NPO法人「おてらおやつクラブ」(田原本町)に、「私の地元応援募金」として20万円を寄付した。同団体は、平成26年1月に活動を開始。全国の1700寺院や563支援団体が協力しており(令和3年11月現在)、毎月延べ約2万1000人の子供がおやつを受け取っている。今回の寄付金は、同団体に直接支援を求めてきたひとり親家庭への食品・日用品の配送費用に充てられる。
安養寺で行われた贈呈式
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その他、桜井市(9月17日)、橿原市(9月21日)、大和郡山市(9月21日)、王寺町(9月22日)、田原本町(10月1日)、大和高田市(10月27日)、奈良市(11月16日)で寄付金の贈呈式を行った。
地元アスリート応援プログラム
県1号に谷井さん
地域貢献事業の一環として、次世代のアマチュアトップアスリートを支援する「地元アスリート応援プログラム」を展開しており、今年度は28都道府県で計32人が選ばれた。
★谷井菜月さんの応援
奈良県では、スポーツクライミング競技で世界を目指す橿原学院高校3年の谷井菜月さん(17)に、橿原市役所で亀田市長同席のもと支援金目録を贈呈した。県内第1号。
谷井さんは橿原市出身で市立光陽中学を卒業。現在も練習拠点となっている香芝市内のジムを訪れたことがきっかけで、小学2年でクライミング競技を始め、平成30年の世界ユース選手権(モスクワ)で優勝するなど、今後も世界での活躍が期待されている。
谷井さんは支援に感謝し、「日本を代表する選手になれるよう、精いっぱい頑張る」と力強く語った。
なお、同社では谷井さんを応援するクラウドファンディングも設置して、地元へのPRや応援の呼び掛けも行っている。
橿原市役所で行われた贈呈式
地域文化の振興
伝統文化・祭事に助成
★7月2日 地域の伝統文化助成金
「地域の伝統文化助成金」は、明治安田クオリティオブライフ文化財団が、地域の伝統文化の継承や後継者の育成を支援しようと公募・選考しているもの。県内では、六斎念仏を継承してきた安堵町東安堵の大宝寺六斎講(胡内宏次代表)が助成先に決定し、助成金目録の贈呈式を行った。助成金は掛け軸の修復に充てられる。
同地区の六斎念仏は江戸時代前期に始まったとされ、念仏講の講員がお盆に檀家を回って念仏供養を行い、鉦(かね)を打ちながら念仏を唱えることから、「チャンカラさん」として定着している。
奈良はぐぐみセンターで行われた六斎念仏への贈呈式
★8月7日 バサラ祭りへの助成
同社では各地域で開催されている祭事に対する助成も行っており、今年はバサラ祭り(奈良市)に対して助成金を交付した。今後は、橿原市の神武祭や大和郡山市のお城まつりなどが助成の対象として予定されている。
インタビュー
地元「奈良」に健康と元気を
明治安田生命奈良支社支社長 菊野 和洋氏(48)
明治安田生命奈良支社では、8つの営業拠点・約300名の営業担当者と約50名の内勤職員が、保険販売とアフターフォロー、そして「みんなの健活」「地元の元気」の2つのプロジェクトに取り組んでいる。このプロジェクトは全国で展開しているが、具体的な内容は、それぞれの支社が、それぞれの市町村や地元団体と一緒になって、それぞれの課題やニーズに沿った取り組みを独自に企画・推進しているものだ。
菊野支社長は「私たち奈良支社は、皆さんお一人お一人に寄り添い健康づくりをお手伝いしながら、この地元『奈良』がもっと元気になるために、そして私たちが地元『奈良』から必要とされる存在になるために、これからも『明治安田生命ならでは』の取り組みを積極的に行っていきたい」と語った。
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〈菊野 和洋〉
本社営業企画部門で勤務した後、2020年4月より現職。愛媛県出身。
【プレゼント】
奈良県の美しい風景写真を掲載した明治安田生命奈良支社オリジナル「奈良県応援カレンダー」=写真=を本紙読者100人に。
2カ月めくりで「若草山の山焼き」「吉野山の桜」「鹿苑 子鹿公開」「なら燈花会」「秋の瀞峡」「野迫川村 雪山の夜明け」の6風景を掲載している。
希望者は、メールかFAXか、はがきに郵便番号・住所・氏名・電話番号を明記の上、
〒630-8686 奈良市法華寺町2の4
FAX:0742(32)2771、メール:[email protected]
奈良新聞社企画部「明治安田生命奈良県応援カレンダー」係へ。
2021年11月26日必着。
当選者には明治安田生命奈良支社からカレンダーをお送りする。なお、応募のいただいた個人情報はカレンダープレゼントの送付にのみ使用します。