明日で30年を迎える阪神大震災。「1・…
明日で30年を迎える阪神大震災。「1・17」の記憶がよみがえる。今は亡き両親と、今も神戸市で暮らす弟が被災。3人とも無事だった。
両親の自宅は、建物は大丈夫だったが、ガス・水道・電気が止まった。それも短期間で、2月には筆者の自宅(当時は生駒市内)を訪れることができていた。
弟のマンションは多少傾いていたが、けなげに持ちこたえていた。ただし玄関ドアは湾曲していて開かない。外壁のあちこちに「×」状の亀裂が出来ていた。
立ち入りを禁止されるほどでなかったのは良かった。テレビは別の部屋まで飛んで行き、家具は倒れていたけど。ただ、弟は仕事で北海道に居た。強運としか言いようがない。
両親の墓は六甲山の麓に広がる霊園の一角にある。そこから神戸の街と港が遠く見下ろせる。私事を並べ立てて恐縮だが、貴重で消えることのない記憶だ。
それにしても、なんと災害の多いことか。2011年も強く記憶に残る。東日本大震災と紀伊半島大水害があった。そして昨年は能登半島の地震と水害。今は一つ一つを記憶にとどめ、前を向くことだ。(北)