「たのしいじかんはみじかい~」「ラーメ…
「たのしいじかんはみじかい~」「ラーメンのめんはどれくらいのびるの~」。本年度の県統計グラフコンクールの入賞作品集が会社に届いた。
小学校1・2年の部で特選に選ばれた橿原市立耳成南小の馬場琴加さんは、ゲームやピアノの練習、留守番など、それぞれ10分と感じた時間を実際の経過時間と比べた。結果、楽しいことをしている時間の経過は早く感じた。
ラーメンの伸びる長さを調べたのは同市立真菅小の大西弘佐さん。1分ごとに麺の長さを測り、10分を過ぎると一気に伸びてびっくり。小学校3・4年の部で特選に入賞した。
個性的な統計は「ゲームの時間はあっという間なのに」と感じたり、「早く食べなかったら(麺が)伸びるで」と言われたのがきっかけだった。
「成人の日」の13日は、県内各地で祝賀行事が開かれた。小学校から中学、高校、成人へ。身近な関心事は年齢とともに変化し、対象の幅も広がる。
暮らしと密接に関わる政治もその一つだろう。一人一人の関心が国を動かす。「なぜ」「どうして」に答えを求める姿勢は年齢を問わず持ち続けたい。(増)