バレーボール日本代表の躍進ぶりが目覚ま…
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バレーボール日本代表の躍進ぶりが目覚ましい。「ネーションズリーグ」で男子は世界ランク2位に、女子も同7位ながら同大会では銀メダル(アジア1位)と快進撃を続けた。
五輪では、1964(昭和39)年の東京五輪で、バレーが初めて正式種目となり、「東洋の魔女」と呼ばれた女子日本代表が初優勝。
一方、男子は1972(同47)年のミュンヘン五輪で初V。「アニメドキュメント・ミュンヘンへの道」は、松平康隆監督が仕掛けたメディアミックス番組で、試合などとシンクロさせながら4カ月間放送された。
「一人時間差攻撃」を生み出し、当時世界一速いといわれたドライブサーブの森田淳悟選手の躍動にしびれた。大古、横田、猫田、南、嶋岡…名選手たちがいた。
私的な話をすれば、佐賀の炭鉱の町でもバレーは盛んだった。亡父が撮った1964年前後と思われる、モノクロ集合写真が残る。写真の裏には「○町女子バレー部」と書いてあった。
みんなで和気あいあい、といったムードが感じられる。今の人気の底流には、こうした歴史が積み重なっている。(恵)