国原譜

議員バッチを着けると偉くなったと錯覚す…

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 議員バッチを着けると偉くなったと錯覚するのだろうか。橿原市の前議長だった原山大亮氏が、亀田忠彦市長に暴言を吐いたとして議員を辞職した。

 

 昨年9月、亀田市長が議長室を訪問し、議案の事前説明した時に、「ええ加減にせぇよ!お前、こらぁ!都合のええことしやがって、われぇ」と怒鳴ったという。

 

 その時のやり取りがテープに残されていたため、発覚した。けんか腰の乱暴な言葉遣いに、恐怖心を抱いたとしても不思議ではない。

 

 原山氏は日本維新の会の県幹事長でもあるところから、今夏の参院選への影響も懸念されよう、県内の維新勢力は選挙のたびごとに増大し、地方議会でも議席を増やしてきた。

 

 「維新」の看板さえあれば当選するとまで言われてきただけに、資質の面がどうなのかが問われている。相手が市長でなくても、汚い言動は慎まねばなるまい。

 

 大きな声を出すことが、己を大きく見せると勘違いしている。しかも恐怖心を与えるような言動は、政治家失格だ。県議会や他の地方議会でも、そんなおかしな議員はいないか教えてほしい。(治)

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