国原譜
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種…
新型コロナウイルスワクチンの大規模接種センターがきょう大阪市にオープンする。地域の取り組みを支援、関西全体の感染抑止を加速させる。
県民は同センターの対象外だが、これまでの統計からは大阪府の新規感染者が減れば県内の患者も減る関係が指摘されており、成果に期待。
一方、約42万人いる県内高齢者の接種率は20日現在で約4・5%。これは1回目の数値で、目標とする7月末の接種完了を果たすには、まだまだ乗り越えねばならない課題が多い。
接種を担当する人材と場所の確保、円滑な受け付け事務など。また県民が接種の是非を判断するための分かりやすい情報提供も欠かせない。
きのう23日は大阪府の新規感染が274人で3月29日以来となる300人未満に改善。県内も21人と沈静化の兆しが見え、引き続き大阪の10分の1法則が当てはまる結果となった。
やはり阪奈は一つ。近隣府県の対策を踏まえた県独自の緊急対処措置も機能しているのだろう。ここで緊張を緩めずワクチン接種の推進はもちろん、感染防止でもさらに一歩踏み込んだ措置を求めたい。(松)
県民は同センターの対象外だが、これまでの統計からは大阪府の新規感染者が減れば県内の患者も減る関係が指摘されており、成果に期待。
一方、約42万人いる県内高齢者の接種率は20日現在で約4・5%。これは1回目の数値で、目標とする7月末の接種完了を果たすには、まだまだ乗り越えねばならない課題が多い。
接種を担当する人材と場所の確保、円滑な受け付け事務など。また県民が接種の是非を判断するための分かりやすい情報提供も欠かせない。
きのう23日は大阪府の新規感染が274人で3月29日以来となる300人未満に改善。県内も21人と沈静化の兆しが見え、引き続き大阪の10分の1法則が当てはまる結果となった。
やはり阪奈は一つ。近隣府県の対策を踏まえた県独自の緊急対処措置も機能しているのだろう。ここで緊張を緩めずワクチン接種の推進はもちろん、感染防止でもさらに一歩踏み込んだ措置を求めたい。(松)