国原譜

雨で順延された高校野球だが、甲子園に球…

 雨で順延された高校野球だが、甲子園に球児たちのはつらつとしたプレーが帰ってきた。初戦から好試合が続き、これぞ甲子園を堪能させてくれる。

 2日目の天理ー宮崎商戦は、前評判通り、達孝太投手が10三振を奪う快投をみせ、1失点完投で快勝した。打線も適時打を放って投打がかみあった。

 昨年の先輩たちの無念の思いを晴らしてくれた。明日は智弁学園が登場する。対する大阪桐蔭は、優勝候補の筆頭といわれているが、臆することはない。

 昨秋の近畿大会でも同じことが言われた。近畿王者の自信をもって試合に臨んでほしい。同じ高校生なのだし、何が起こるか分からないのが甲子園だ。

 インターネットで5年前のセンバツをもう一度見た。準決勝の龍谷大平安戦で9回逆転サヨナラ勝ち、続く決勝の高松商戦は延長で、これもサヨナラ勝ちだった。

 何回、見直しても感動する。きっと、そんな好ゲームを見せてくれるだろう。コロナ、コロナで滅入った気分にさせられているが、球児たちのプレーが吹き飛ばしてくれるだろう。桜も咲き始め、春本番だ。(治)

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