国原譜

国政の行方を占う本格的な政党選挙となっ…

 国政の行方を占う本格的な政党選挙となった橿原市議選が、きょう投開票される。定数が1減となり、7人超過の激戦を展開してきた。

 コロナ禍での選挙戦とあって、各候補者とも工夫をこらして支持を訴えてきた。新人にとっては知名度をいかに上げるか、苦労したに違いない。

 中南和の中核であり、奈良市に次ぐ県下第2の都市だけに、政党が激突するものとなった。中央政界のスキャンダルが、直接影響するだけに、与党系候補者は厳しい戦いを強いられた。

 期日前投票は前回より上回ったらしく、関心の高さを見せている。ただ投票率に関しては下降線なので、便利な期日前投票を利用しているだけかもしれない。

 これから投票する有権者の皆さんには、自身が住んでいる橿原市の未来を、誰に託したらいいのか、といった視点を忘れないでほしい。

 批判することも大事だが、それならどうしていくのかという、建設的な意見の人物かを見抜いてもらいたい。一橿原市ではなく、周辺の市町村のリーダーであるべきだから、恥ずかしくない議員を選んでほしい。(治)

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