地域別男女の格差

国原譜

令和3年最初の県内選挙となる橿原市議選が…

 令和3年最初の県内選挙となる橿原市議選が、きょう31日に告示される。定数23に対し30人前後が挑む構図とみられ、激しい戦いが予想される。

 統一地方選の中間年で、今年は11市町村長選と11市町村議選が行われる予定。コロナ禍の中だが、将来の地域づくりに重要な選挙が相次ぐ。

 特に県内第2の都市、橿原市の政治動向は中和地域、県全体に与える影響も大きい。亀田市長が就任して初めての選挙でもあり、感染症対策に留意しつつ活発な論戦に期待したい。

 同市などでは「飛鳥・藤原の宮都とその関連資産群」の世界遺産登録やインフラ整備の推進など、新たな地域づくりへ機運が高まっている。

 また同市には中和のリーダーとしての役割も。平成30年に県議会が採択した「県庁の橿原市周辺への移転を求める決議」は具体化の動きが見られないが、展望と自覚は欠かせない。

 一方、同市を含む衆院選3区では自民現職に対する野党候補の人選が課題。各党の戦略と体制づくりがどう進むのか。先陣を切る橿原市議選の動向が、続く北和3市長選や総選挙の試金石となりそうだ。(松)

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