地域別男女の格差

国原譜

越年したNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」は…

 越年したNHKの大河ドラマ「麒麟がくる」は、放送が残りあと2回となった。大和が舞台のシーンも多く、松永久秀、筒井順慶といったゆかりの人物の登場も楽しかった。

 初回の放送を見た時、タイトルバックで出演者名の部分が、少し平べったく変形しているのに気付いた。新聞の見出しなどで使う「平体」と呼ばれるもので、昭和っぽくて懐かしい感じがした。

 名前で一番長かったのは、越前の朝倉義景役の「ユースケ・サンタマリア」だったと思うが、平体を使ったために1行で表記されていた。名前を1行で読ませたいという、スタッフのこだわりだったのだろうか。

 ここ数回は、明智光秀と織田信長の〃確執〃が描かれた。本能寺の変を起こす動機につながる「心のゆらぎ」のようなものが伝わってきた。

 光秀に決断させた「黒幕」が誰だったのか、というのも諸説がある。天皇・朝廷、足利義昭、羽柴秀吉、徳川家康、本願寺、堺商人、…歴史ファンの想像をかき立ててやまない。

 大河の楽しみ方も、いろいろあっていい。コロナが収まれば、まずは信貴山城跡に行ってみたい。(恵)

 

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