国原譜

冬至が過ぎて、きょうからはまた日中の時…

 冬至が過ぎて、きょうからはまた日中の時間が伸びだす。とはいえ寒さが募るのはこれからが本番。賢い暖房利用で上手に冬場を乗り切りたい。

 暖かく快適な暮らしと省エネの両立をどう図るかがポイント。エアコンの設定温度を少し下げ、代わりに服装で調整するのが基本中の基本。

 家庭では窓に厚手のカーテンを掛けるなど、室温が逃げない工夫をするのも有効。またリビングに家族が集まり「暖房をシェア」する取り組みなど夏場の冷房節約と考え方は同じ。

 この機に県は「かしこいエネルギーの使い方大募集」と題して広くアイデアを求め、省エネの普及啓発にもつなげる取り組みを進めている。

 昨年度の応募を見ると、家庭での太陽光発電導入や同発電の効率化など少々高度な実践例が並ぶが、もっと手軽に取り組める提案も教えてほしい。同募集期間は来年1月31日まで。

 省エネという言葉が使われだしたのは40年ほど前の石油危機の時代。当時は我慢を求める意味合いも強かったが、現代では楽しみながらが主流。経済的で環境に優しく日常生活に暖かい、冬の省エネを。(松)

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