奈良市長、私費でのサマルカンド訪問 本紙往来欄に「出張」と掲載 市議会総務委で「広報不正確」と指摘

奈良市の仲川元庸市長が先月16~19日に「政務」で姉妹都市のウズベキスタン・サマルカンド市などを訪問した際、県内首長らの動静を伝える本紙の「県政・市町村往来」欄に「出張」と記載されていたことについて、14日の市議会総務委員会(森田一成委員長)で宮池明氏(公明党)が「出張なら公務。市民の知る権利にこたえ、掲載している新聞社に対し、市の情報提供は正確とはいえない」と広報の在り方について、疑問の声を上げた。同問題については、県内の複数の首長からも「公務でないなら休暇とすべき」との声が出ている。