社会
「奈良のシカ」鹿苑の特別柵を終生収容から原則一時収容へ - 奈良のシカ保護管理計画検討委員会

第14回奈良のシカ保護管理計画検討委員会(委員長・村上興正元京都大学講師)が21日、奈良市春日野町の奈良春日野国際フォーラムで開かれた。国の天然記念物「奈良のシカ」の保護施設「鹿苑」(奈良市)内に設けられた特別柵の収容環境が不適切であるとの指摘を受け、検討した「鹿苑のあり方計画」の素案が示され、鹿苑は「一時収容」を原則とすることなどを確認。農作物を荒らすなどして特別柵で終生収容してきた方針は転換する。