MVPはビッグジュニアーズの假屋心源

　第20回奈良県卒部少年軟式野球大会(FINAL　LEAGUE2025)第14、15日は2月22、23日、御所市池ノ内の御所市民運動場などを会場に決勝トーナメントの決勝までを行い、決勝はビッグジュニアーズが3―1で白UNEUNEリトルホークスを下して優勝した。

 

　決勝は初回、ビッグが2死二、三塁から鶴岡の内野ゴロエラーで坂地が生還して先制。ゼロ行進の後の四回、白UNEUNEは先頭の柏田が左前打で出塁し盗塁がエラーを誘って三進。次打者の有山がタイムリーを放って1―1の同点振り出しに。しかし五回、ビッグは田仲の左前打、続く福田の左中間二塁打で無死二、三塁と好機を広げ、假屋が右前適時打を放って2者が生還して勝ち越し、最終回を守り抜いて緊迫のゲームに終止符を打った。

 

　3位決定戦は橿原ブルードラゴンズが10―0の三回コールドで八木ルーキーズを退けた。

 

　橿原は初回、ホームランを含む長打攻勢で4点を先制して波に乗り、三回には打者一巡の猛攻で6点を追加、相手を寄せ付けなかった。

 

　準決勝の第1試合は白UNEUNEリトルホークスが初回の2点を最後まで守り抜いて八木ルーキーズを2―0の完封。

 

　同第2試合のビッグジュニアーズ―橿原ブルードラゴンズは五回に5―5の同点時間切れで六回からタイブレークに。六回は0―0となりビッグは七回、迎井のランニングホームランなどで4点を挙げ、その裏適時三塁打で2点差まで詰め寄った橿原を9―7で退けた。

 

　最優秀選手賞はビッグジュニアーズの假屋心源が獲得。優秀選手賞は田村真梧(白UNEUNEリトルホークス)、堀田旺士朗(橿原ブルードラゴンズ)、松井雄大(八木ルーキーズ)が選ばれた。

 

 

▽決勝トーナメント1回戦

ビッグジュニアーズ　5―4　三下ドッコイズ

SAKURAIBaseBallClub　6―5　YOSHINOALLSTARS2024

 

▽同準々決勝

葛城BBC　1ー2　ビッグジュニアーズ

SAKURAIBaseBallClub　3ー4　橿原ブルードラゴンズ

 

▽同準決勝

八木ルーキーズ　0ー2　白UNEUNEリトルホークス

ビッグジュニアーズ　9ー7　橿原ブルードラゴンズ

(五回時間切れで六回以降はタイブレーク)

 

▽同3位決定戦

橿原ブルードラゴンズ　10ー0　八木ルーキーズ

(三回コールド)

 

▽同決勝

白UNEUNEリトルホークス　1ー3　ビッグジュニアーズ

【白】増田―柏田

【ビ】倉好、假屋、番匠―高木

三塁打=柏田(白)

二塁打=福田(ビ)

 

優勝したビッグジュニアーズ=同

 

準優勝した白UNEUNEリトルホークス=同

 

 

 

2025年3月1日付・奈良新聞に掲載