小学生にサッカーの楽しさを 地域貢献、今後も活発に - 五條高校サッカーフェスティバル
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五條高校サッカー部が市内の小学生とサッカーを通じてふれあう「五條高校サッカーフェスティバル」が2月9日、五條市岡町の同校グラウンドで開かれた。同校の地域交流の一環で、小学生約40人が参加。リフティングなどのボールの扱い方や、障害物を突破してからのシュート、ミニゲームなどを体験しサッカーを楽しんだ。
この日、運営に携わった同校サッカー部員は約30人。小学生や未就学児を対象としたサッカーイベントを行うため、キッズサッカー指導員の資格を持っている。同部の浦野和久監督(57)は「小学生たちが楽しんでくれて良かった。部員もよくやってくれていた。高校生としてのサッカー普及活動や地域貢献の一環として勉強して資格を取り、活動させてもらっている。今後も毎年続けていく」と話した。永添伊吹主将(2年)は「サッカーが好きな小学生たちと接することができ、サッカーの楽しさをより伝えることができたかなと思う。楽しそうにしてくれていて良かった。地域に限らず、もっとサッカーを知ってもらい、広めていきたい」と意気込みを語った。
参加した五條南小6年、地元の少年サッカーチーム五條FCで主将を務める川上航さん(12)は「ミニゲームが楽しかった。高校生と一緒にプレーできて自信につながった」と話した。
2025年3月1日付・奈良新聞に掲載