【2025奈良県内選挙展望】10市町村で首長選

奈良市長選は現職の動向注目
本年奈良県内で実施される地方選挙は首長選が3市5町2村の計10、議員選が5市3町4村の計12の見込みで、十津川村の補欠選挙(欠1)を除き、いずれも任期満了に伴う改選。3年ごとに半数を入れ替える参議院議員の任期満了(6年)が7月28日で、同選挙は規定で満了日の前30日以内に実施される。そのため、7月30日の任期満了に伴う奈良市長・市議選(定数39)は参院選と投開票日が重なる「トリプル選挙」となる可能性が高い。現職の仲川元庸氏を含め、まだ立候補の表明はないが、日本維新の会県総支部代表の山下真知事が候補者擁立の考えを明言している。