社会

太陽光発電施設の盗難対策セミナー 奈良県警とあいおいニッセイ同和損保、2025年1月20日に開催

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「太陽光発電施設の盗難対策セミナー」のチラシを手にしてPRする久保警部(左)と橋川部長=12日、奈良新聞社

金属価格の高騰背景に被害増大

 

 奈良県警本部生活安全企画課犯罪抑止対策室とあいおいニッセイ同和損保奈良支店地域戦略室は来年1月20日午後1時30分から、県警本部会議室で「太陽光発電施設の盗難対策セミナー」を開く。

 

 近年は太陽光発電の普及が進む一方で、金属価格の高騰を背景に金属盗難の被害が増大。同施設は単価の高い送電用の銅線ケーブルが大量にある上に、人気の少ない場所に設置されていることから狙われやすくなっている。

 

 県警によると、県内での今年の同施設の金属類盗難件数は11月30日現在、90件で2021年以降増加傾向にあるという。

 

 セミナーは発電事業者らが対象で3部制。両者と古河電工産業電線の担当者3人が「銅線盗難の状況」「アルミケーブルの活用」「太陽光発電施設における保険金支払状況・引受」について話す。定員50人。参加無料。申し込み締め切りは今月25日。

 

 同対策室の久保優警部と同戦略室の橋川量万・担当部長が12日、同セミナーのPRで奈良新聞社を訪問。久保警部は「セミナーを通じて金属類盗難の抑止につないでいければ」、橋川部長は「少しでも窃盗が減るように貢献したい」とそれぞれ話した。

 

 問い合わせは、同奈良支店地域戦略室、電話050(3460)0591。

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