社会
きょう12月7日は大雪 奈良・赤膚焼工房 巳の縁起物、準備着々と
きょう7日は二十四節気の一つ「大雪(たいせつ)」。本格的な冬が到来するころ、といわれている。暦通り、7日から8日にかけ冬型の気圧配置が強まり、寒気が南下。県でも今季一番の冷え込みになりそうだ。
新しい年の準備をはじめる「正月事始め」もこの時期から行われる。奈良市赤膚町の「赤膚山元窯 古瀬堯三」方、工房では香合や皿、抹茶茶わんに来年のえと・巳(み・へび)などを描く縁起物づくりに追われている。
乳白色の柔らかい風合いと奈良絵文様が特徴の赤膚焼。「神さまの使いとされる白ヘビをかわいらしく描いた」と8代目の古瀬文子さん。毎年、購入する人も多く、制作は今月下旬まで続く。詳しくは、同工房、電話0742(45)4517。