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こなべスポーツ少年団がV - 奈良ちびっ子野球愛好会2024年度リーグ戦

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【あやめ池リトルダンディーズ―こなべスポーツ少年団】こなべは最終回、2死一、三塁から森本のタイムリーで本塁に滑り込みセーフの田上=ロートスタジアム奈良

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準優勝はあやめ池 直接対決は制す 

 奈良ちびっ子野球愛好会(小林茂樹会長)主催の2024年度リーグ戦第4日最終日は4日、ロートスタジアム奈良で3ゲームを行い、こなべスポーツ少年団が5勝3敗と同勝率のあやめ池リトルダンディーズを得失点差で下して20年ぶりのリーグ優勝を果たした。

 

 この日の第1試合はあやめ池リトルダンディーズが8―5で疋田エンゼルスを退けた。

 

 あやめ池は初回、四球で走者をため尾形の適時二塁打などで一挙8点を奪取した。

 

 疋田はこつこつと加点し3点差まで詰め寄ったが、初回の大量失点が最後まで響いた。

 

 第2試合はこなべスポーツ少年団が10―1の四回コールドで疋田エンゼルスを下した。こなべは初回、1死二塁から阪口陽の適時三塁打で先制し、二回には1死満塁から澤田明のタイムリーで2点、四回には川辺の左越えランニングホームランを含む打者一巡の攻撃で7点を追加、試合を決定づけた。

 

 疋田は松田のランニングホームランで1点返し、一矢報いた。

 

 第3試合はあやめ池リトルダンディーズが5―4でこなべスポーツ少年団を下して際どく食い下がり、意地を見せた。

 

 あやめ池は初回、1死一塁として朝倉が中越えの適時三塁打で先制し、さらにスクイズで1点。四回にも出原の左越え適時三塁打で1点、最終回には2死二、三塁から寺井の適時二塁打で2点を追加、逃げ切った。

 

 こなべは2―5で迎えた最終回、2死一、三塁として森本の中前タイムリーとエラーの間に一塁走者の田上も本塁に滑り込み、4―5と1点差まで詰め寄ったが届かなかった。

 

 

▽リーグ第1試合

疋田エンゼルス 5ー8 あやめ池リトルダンディーズ

(時間切れ)

【疋】松田、渡辺―吉岡

【あ】尾形―朝倉

▽二塁打=尾形(あ)

 

▽同第2試合

こなべスポーツ少年団 10ー1 疋田エンゼルス

(四回コールド)

【こ】阪口陽―間路

【疋】吉岡、渡辺、松田―渡辺、吉岡

▽本塁打=松田(疋)川辺(こ)

▽三塁打=阪口陽(こ)

▽二塁打=森本(こ)松田(疋)

 

▽同第3試合

あやめ池リトルダンディーズ 5ー4 こなべスポーツ少年団

【あ】朝倉、尾形、出原―尾形、朝倉

【こ】澤田明、小倉―阪口陽

▽三塁打=朝倉、出原(あ)藤森(こ)

▽二塁打=田上、森本(こ)寺井(あ)

 

準優勝したあやめ池リトルダンディーズ=ロートスタジアム奈良

 

 

 

2024年11月9日付・奈良新聞に掲載

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