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奈良県・智弁学園出身の伊原が阪神1位 - プロ野球ドラフト会議

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阪神タイガースから1位指名を受けた伊原陵人投手=24日、京都府久御山町のNTT西日本ベースボールキャンパス会議室

 プロ野球のドラフト会議が24日に東京都内で行われ、奈良県橿原市出身でNTT西日本の伊原陵人(たかと)投手(24)が阪神タイガースから1位指名を受けた。このほか県関係では、いずれも東北楽天ゴールデンイーグルスから日鉄ステンレスの江原雅裕投手(24)=天理高卒=が4位で、奈良大付高の岸本佑也内野手(17)=橿原市出身=が育成ドラフト1位で指名された。

 

 1位指名を受けた伊原投手は橿原市立八木中学から智弁学園高、大商大と進み、昨年からNTT西日本でプレー。左投左打。最速149キロのキレのあるストレートと抜群の制球力が武器で、完成度の高い投手として定評がある。

 

 伊原投手は同日、京都府久御山町のNTT西日本ベースボールキャンパスで記者会見し、「こんなに良い順位で名前が呼ばれるとは思っていなかったので、驚きが大きかった」と笑顔。

 

 「先発でも中継ぎでも抑えでも、どこでもできるのが自分の持ち味なので、とにかく与えられたところで自分の一番のパフォーマンスを出すことで、戦力として貢献したい」と意気込みを語った。

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