経済
グリード・エンターテイメントの破産手続き開始決定
帝国データバンク奈良支店は18日までに、宿泊業などの「GReeD ENTERTAINMENT(グリード・エンターテインメント)」(奈良市)が、9月27日に奈良地裁から破産手続き開始決定を受けたと発表した。新型コロナウイルス関連倒産とみられ、負債総額は約9千万円。
同支店によると、同社は2016年5月に設立。奈良市内などで外国人観光客らを対象にゲストハウスの運営や服飾・雑貨品の販売を行い、19年4月期の年売上高は約1億円を計上していた。
しかし新型コロナ感染拡大の影響を受けるなど、23年4月期の年売上高は約3千万円にまで低迷。新型コロナ対応資金の返済などで資金繰りも悪化したため今回の措置となった。