奈良県の「キトラ古墳壁画体験館」で国宝壁画を一般公開 10月12日から11月10日まで
奈良県明日香村阿部山の「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」できょう12日から、同古墳の国宝壁画を一般公開する。11月10日まで(10月23日、11月6日閉室)。見学無料。定員に達していない日時の2次募集をホームページで受け付けている。
公開するのは、現存する世界最古の本格的な中国式星図で、石室の天井に描かれた「天文図」。会場では、天文図が夜空でどのように見えるかといった展示も。手動でパネルを回転させながら四季ごとの星座を紹介する。担当者は「同じ星座でも中国と西洋、現在と昔の捉え方を比べてみてほしい」と話す。
また、同施設内では26日から11月4日まで、キトラプラネタリウム「秋の星空と中国星座」を同時開催する。上映時間は約15分。
申し込み、問い合わせは、国宝キトラ古墳壁画の公開事務局、ホームページ(https://www.kitora-kofun.com)、電話06(6281)3060。