社会

奈良県十津川村で行方不明アメリカ人女性の所持品を発見 県警が情報提供求める

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パトリシアさんのものとみられるリュックサック(県警提供)

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 奈良県警五條署は25日、昨年4月に十津川村の「熊野古道」で行方不明になったアメリカ人女性、ウームラッド・パトリシア・ピーツェンさん(62)の所持品とみられるリュックサックが見つかったと発表した。

 

 同署によると、十津川村内の沢に渓流釣りに来ていた県内在住の男性が今月15日、同村五百瀬から北方約4キロの場所でリュックサックを発見。リュックサックは沢の中にあり、回収して中身を調べたところ、水に浸かった紙片や袋が入っており、袋にはパトリシアさんのものと見られるメールアドレスなどが書かれていたという。

 

 男性は写真を撮って帰宅後に調べたところ、パトリシアさんの情報を見つけ、同署に通報。16日に同署がリュックサックを回収して調べたという。

 

 同署などによると、パトリシアさんは昨年3月5日に観光目的で羽田空港から日本に入国。4月9日に十津川村五百瀬の民宿に宿泊して同10日早朝に出発し、熊野古道を通って同村平谷の民宿に夜までに到着する予定だったが、行方が分からなくなった。

 

 家族が来日して捜索に協力を呼びかけ、民間の山岳プロや米国ボランティアらも参加したが発見に至っていない。

 

 同署は周辺を捜索するとともに情報提供を呼びかけている。

 

 情報提供は同署、電話0747(23)0110。

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