政治

現職の小山手氏が再選出馬表明 「豊かさを感じられる村に」 - 奈良県十津川村長選挙

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 任期満了(2025年4月24日)に伴う奈良県十津川村長選挙で、現職の小山手修造氏(61)が20日、村議会の一般質問に答え、再選を目指して無所属で出馬する意思を表明した。同村長選への出馬表明は初めて。

 

 小山手氏は「新型コロナウイルス感染症と真正面から対峙(たいじ)し、村民の命、暮らし、仕事を守るために職員と一丸になって取り組んだ」と1期目を振り返り、村の地域通貨「とつーか」の発行などを例に挙げ、「現場の方々の理解と協力のもと、地域経済の活性化を進めることができた」と話した。

 

 今後の政策については、デマンドタクシーのさらなる拡充、温泉施設や道路の整備、林業や観光業の推進などに力を入れて取り組むとし、「十津川村は観光資源が豊富で知名度も高く、村民にはもっと自信をもってもらいたい。時代の変化にも臨機応変に対応し、村民が豊かさを感じられる村づくりを実現していきたい」と2期目への意欲を語った。

 

 小山手氏は1963(昭和38)年2月、同村風屋生まれ。87(同62)年に神戸大学を卒業して野村證券に入社。2016年に副村長に就任し、21年4月の村長選で初当選を果たした。

 

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