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パリ五輪柔道混合団体で銀メダル・奈良県橿原市出身の新添選手「応援が力に」

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応援に謝意を表す新添選手(中央)=31日、東京都新宿区のグランドヒル市ケ谷

成果報告会で感謝

 

 パリ五輪柔道混合団体で銀メダルを獲得した奈良県橿原市出身の新添左季選手(28)=自衛隊体育学校所属=が31日、東京都新宿区のグランドヒル市ケ谷で同校所属の出場6選手と共に五輪成果報告会に臨んだ。自衛隊関係者ら約250人が集まり、選手らの健闘をたたえた。

 

 新添選手は「個人団体共に目指していた結果ではなかったが憧れの舞台で戦えたことを誇りに思う。皆さんの応援が力になった」と謝意を表し、会場からは大きな拍手が起こった。

 

 報告会に先立って行われた報道陣のインタビューに応じた新添選手は銀メダル獲得について、「団体戦のみんなと一丸となって戦うことができ、銀メダルが獲れてよかった」と話した。

 

 ただ、メダルに届かなかった個人戦については、「内定後1年間かけて準備してきたことがほとんど出せなかった」と振り返り、大会後は気持ちが落ち込み「試合映像をまだ見ることができない」との心境を吐露した。現在は柔道と距離を置き心身を休めているという。

 

 また、帰国後に「多くの人から温かい言葉をかけてもらい、とてもうれしかった」と話した。

 

 現役続行については未定とし、「柔道に関わっていきたいし子どもたちに柔道の楽しさを伝えたい」と笑顔を見せた。

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