経済
総括判断「持ち直し」、8期連続据え置き 7月の奈良県内経済情勢 個人消費に注視必要
奈良財務事務所(七里新所長)は9日までに、2024年7月判断の奈良県内経済情勢報告を発表した。総括判断を「持ち直している」とし、8期連続で据え置いた。同事務所は「インバウンド(訪日外国人客)の増加で観光が回復する一方、物価上昇による節約志向の高まりなど個人消費でのプラス、マイナスの動きがある。力強く回復するかどうか注視が必要だが、県内経済は上向きの状況が続いている」としている。