工作、ゲーム、交流・・・学童ら充実体験 奈良県葛城市とならコープ「お楽しみ会」
奈良県葛城市と市民生活協同組合ならコープは7月22日から順次、夏休み中の市立学童保育所5カ所でお楽しみ会を共同開催している。同31日には新庄北学童保育所(疋田)で開かれ、新庄北小1~5年生30余人が参加。猛暑続きで外遊びが制限される中、児童らは物流の仕組みを学んだり、工作やゲーム、市マスコット「蓮花(れんか)ちゃん」らと交流を楽しんだ。
学童保育所にお菓子を納める事業者の一つ、ならコープが「たくさんの人にならコープを知ってほしい」と市に提案し、実現。イベント内容は、市とコープで相談して決めた。
お楽しみ会はならコープ職員が進行し、コープの商品が田原本町の物流センター、大和高田市の支所を経て各家庭に届く物流の仕組みを写真やクイズを交えて紹介。紙を切り貼りして立体作品を作るペーパークラフトやビンゴゲームの他、市マスコットキャラクター「蓮花ちゃん」とコープ共済マスコットキャラクター「コーすけ」が登場し、質疑応答や記念撮影で盛り上がった。
同園では通常、午前は宿題や読書、遊びをして過ごす。放課後児童支援員の木村美津江・主任(54)は、「夏休みは1回も外で遊べておらず、子どもらも飽きていたところ。喜んでくれてありがたかった」と感謝。小学3年の辻本吏玖(りく)くん(8)は「蓮花ちゃんと初めて写真を撮ったりタッチできてうれしかった。ペーパークラフトも楽しかった。ビンゴはリベンジしたい」と次回を切望した。