土用の丑の日 奈良県田原本町「鰻福」ウナギ食べてスタミナを!

きょう7月24日は「土用の丑(うし)の日」。食べる習わしは江戸時代に始まったとされるウナギだが、万葉集に「夏痩(やせ)に良しといふ物ぞ」とあるように、昔からスタミナ食として重宝されてきた。
土用の丑の日を前にした23日、オープン2年目の奈良県田原本町味間のうなぎ専門店「鰻福(まんぷく)」では準備に大忙し。仕入れた大ぶりの生きたウナギは、さばいてじっくり丁寧に素焼きした上で、タレをかけて焼き上げる。
自家製米を使った土鍋ご飯とのセットが売りで、土用の丑の日は予約優先で持ち帰りの弁当のみを販売する。
店主の西岡秀則さん(49)は「手間をかけてでもおいしいものを食べてほしい。夜中からも焼き続けます」と笑顔で話した。
今年は土用の丑の日が2回あり、8月5日が「二の丑」になる。