歴史文化
石仏に優しく寄り添う「星型」の花 奈良市の元興寺でキキョウ見頃

奈良市中院町の元興寺で、キキョウの花が見頃を迎えている。
キキョウは、根が生薬として使われる多年草で、秋の七草の一つ。同寺では、境内に並ぶ石仏や石塔を供養するために育てており、今年は約500株のキキョウが紫や白色の星型の花を次々と咲かせている。
同寺によると、今年は早めに咲き始め、7月下旬ごろまで楽しめそう。参拝者は、石仏に寄り添うように咲くキキョウを立ち止まって眺めたり、写真に収めたりして楽しんでいた。