社会
奈良県医師会、若年層オーバードーズに警鐘 「SNS通じ問題広がっている」

安東会長「校医を務める中学校でも耳にする。身近に感じている」
奈良県医師会は20日、橿原市内膳町5丁目の県医師会館で定例記者会見を開いた。安東範明会長は若い世代で急増している市販医薬品の過剰摂取「オーバードーズ」(OD)問題を取り上げ、「中高生たちがSNS(交流サイト)でつながり、水面下で広がりつつある。校医を務める橿原市内の中学校でも耳にするなど、個人的にも身近に感じている」と警鐘を鳴らした。