中瀬 弘候補(72)=無新= 学校の統廃合に反対 - 奈良県香芝市長選挙 候補者第一声
奈良県香芝市長選は12日に告示。立候補を届け出た現職、元職、新人の計4人は、それぞれに第一声で政策を訴え、舌戦がスタートした。
中瀬陣営は午前9時30分から、香芝市下田東1丁目の選挙事務所で出発式を開き、支持者ら約40人(陣営発表)が駆けつけた。
共産党県委員長で衆院県2区候補者、元県議の宮本次郎氏は「市民の願いに応えられるのが中瀬さん。『学校統廃合を許さない』『地域の願いを守れ』の声を中瀬候補に託してほしい。また、国や県の冷たい政治と戦う市長の誕生で市民生活を守ろう」とあいさつ。中瀬候補の大阪府立高校教諭時代の元同僚の太田弘司さんと「地域の学校を守る会」事務局の加奥ゆきさんもマイクで支持を訴えた。
学校統廃合に反対の立場を示す中瀬候補は「私自身が市政の解決の道を示したい。私の話に納得していただける市民を一人でも広げ、市政を変えていく力を市民の方と束ねて進めていきたい」と決意を述べた。
この後、全員で歌を合唱。市民団体「明るい香芝市をつくる会」の青木弘至事務局長の行動提起のあと、中瀬候補は支持者と握手を交わし、選挙カーに乗り込み出発した。