政治
奈良県が4月から国民健康保険の保険料統一 負担の不公平解消

大阪府とともに全国に先駆け運用開始
市町村ごとに異なっている国民健康保険の保険料について、奈良県は本年度から、全市町村が同じ水準になるよう、算定の仕組みを変更した。被保険者の負担の公平化を図るのが狙い。同じ所得や同じ世帯構成であれば、県内どこの市町村に住んでいても保険料の負担が同額になる。保険料負担の不公平を解消しようと、国が同じ水準に統一するよう都道府県に求めているが、県と大阪府が本年度から全国に先駆けて変更し、運用を開始した。