「従事して良かった」が88% 奈良市、能登半島被災地派遣職員アンケート「中間報告」

64%が「また従事したい」
奈良市は9日、能登半島地震の被災地支援に1月5~31日に派遣した第5陣までの市職員51人のうち、これまでに回答を得た33人のアンケート調査結果を「中間報告」として発表した。同報告によると、「派遣に従事して良かった」との回答が88%にのぼり、64%が「また従事したい」と答えた。仲川元庸市長は「かなり急な支援要請だったが、多くの職員が手を挙げ、前向きに考えてくれたことは本当にありがたい」とし、「公務のやり甲斐、喜びを感じる一方、今回の厳しい被災地支援の結果、得られた学びは大きな財産。内容を見極めながら、対応できるところは早急に対応したい」と教訓として生かす考えを示した。