きょう2月4日は立春 大神神社で豆まいて「福は山!」かけ声響き境内に活気
4日は二十四節気の一つ「立春」。旧暦では1年の始まり。諸説あるが3日の節分は「新しい年が来る前に厄を払おうと豆まきを行うようになった」といわれ、今も受け継がれ、各地でさまざまな催しが行われている。
奈良県桜井市三輪の大神神社(井上卓朗宮司)では3日、「節分祭 福寿豆撤(まき)式」があり、コロナ禍で中止されていた豆まきが4年ぶりに行われた。ご神体の三輪山にちなみ「福は山」のかけ声で、年男年女ら約80人が拝殿に並び豆や福餅をまいた。
福を求め、集まった1500人以上の参拝者でにぎわった。新型コロナウイルスの感染症拡大防止のため、3年間、手渡しで豆を授与していたが、久しぶりにかけ声が響き渡り、活気に満ちた。