結束力高めて未来へ 4年ぶり昼食囲み懇親 - テクノパークなら
過疎化が深刻な県南部で若者の就労機会を確保し、地域発展に貢献するテクノパークなら工業団地(奈良県五條市住川町、立地29社)の団地運営協議会(会長=田中妙子・柿の葉すし本舗たなか社長)は1月26日、同市内のレストランで新春懇親会を開き、企業間交流を図った。
昼食を囲む新春懇親会は4年ぶり。来賓の県、市の関係者と企業代表ら計約30人が出席した。田中会長は「物価高騰など課題は山積し、地震や事故で先行きが不安な年明けだったが、団地の結束力を高め、未来に向けてより良い形を築いていきたい」とあいさつ。来賓の平岡清司市長はまちづくりなど市の方向性を紹介し「皆さんと連携して発展したい」と話した。
県産業・観光・雇用振興部の今仲進次長は県内企業団体にヒアリングを行って策定した産業政策を説明。「設備投資支援を見直した」など来年度予算の方針にも触れ、県の積極姿勢を示した。