奈良県会総務警察委で賛成多数、関西広域連合「全部参加」へ議案可決 - 本会議も可決見通し

奈良県議会12月定例会の総務警察委員会(大国正博委員長)が12日開かれ、関西広域連合に県が全部参加するために必要な同連合の規約変更に関する議案を可決した。議会内には全部参加に反対する声もあり、議案付託を受けた同委員会の審査が注目されたが、自民党・無所属の会が意見を付した上で賛成を表明。議会の過半数を占める同会派が賛成したことで、15日の本会議でも可決される見通しとなった。一方、議員の期末手当を引き上げる条例改正案提出に伴う補正予算案は、反対多数で否決された。本会議では可決の公算。