歴史文化
飛鳥宮跡で飛鳥岡本宮の遺構(1期)か - 掘っ立て柱塀跡見つかる
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奈良県立橿原考古学研究所(橿考研)は22日、明日香村岡の飛鳥宮跡(国史跡)で、舒明天皇(在位629〜641年)が造営した飛鳥岡本宮(630〜636年)の遺構(1期)と考えられる掘っ立て柱塀跡が見つかったと発表した。長さ35メートル分で、過去の調査を含めると45メートル以上になる。橿考研は「1期遺構の広がりや配置に新たな情報を提供する大変貴重な成果」としている。
奈良県立橿原考古学研究所(橿考研)は22日、明日香村岡の飛鳥宮跡(国史跡)で、舒明天皇(在位629〜641年)が造営した飛鳥岡本宮(630〜636年)の遺構(1期)と考えられる掘っ立て柱塀跡が見つかったと発表した。長さ35メートル分で、過去の調査を含めると45メートル以上になる。橿考研は「1期遺構の広がりや配置に新たな情報を提供する大変貴重な成果」としている。