万葉まつりの売上金役立てて 桜井LCが善意銀行に寄付

今年度60周年の桜井ライオンズクラブ(東武志会長)は9日、姉妹提携する島根県出雲市の出雲中央ライオンズクラブを招いた歓迎例会を、奈良県桜井市粟殿の木材振興センター「あるぼーる」で開催。9月にあった大和さくらい万葉まつりの売上金34万7760円を桜井市の善意銀行に寄付した。
東会長が寄付目録を善意銀行頭取の福井達郎同市社会福祉協議会長に手渡した。福井頭取は「寄付金は火事などの災害で罹(り)災された世帯や児童養護施設に入所する子どもたちを支援するために活用させていただく」と謝辞。東会長は「暑い中、会員が頑張って飲食物を販売した。役立ててもらえれば」と話した。
このあと歓迎会が始まり、両クラブ会員計約60人が4年ぶりの親交を楽しんだ。